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最終段階に入ると、盛り上げと削りを繰り返しながら、何度も調整をしていきます。胸部、腹部の盛り上げに対応して背中を削り“そり”を強調してしました。背中を反らせ、腕との隙間を空けるために、削っては盛ります。

背中の筋肉と肩甲骨の表現のため、さらに削りと盛りを繰り返します。

最終段階では以下の作業を行いました。
◆肩の形の補正
(肩の丸みを作り、肩をすぼめていく)。
◆背中の造型
◆足の補正
◆髪の毛のボリュームアップ
◆顔の唇辺りを削りだし

この像の仕上げの段階でのポイント
(1)骨格 と 腱
 頭骨、肩(鎖骨と肩峰など)
 首(特に胸差乳突筋)、肋骨、腰骨(腸骨稜、
 上前腸骨棘)
(2)おかしなところを徹底的に直していく。
この段階は、表面が滑らかになって見えてくるおかしな所を見つけ直すことにああります。 
この写真では、以下の3点を直します。
 1.上腕と肘が曲がってみえる
 2.肘が小さい
 3.かかとが未完成
(3)顔(削りと盛りを繰返し調整)
(4)ヘアースタイルを作り、髪に流れと巻き毛を入れます。


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